接客をやめたいあなたへ。対人恐怖症と闘い続けたわたしの体験から見えてきたこと。

こんにちは。

 

今回はわたしの体験からのお話です。

読んでくださっている方とお話するつもりで

書いてゆこうと思います。

 

仕事をするということは、必ずお客さんがいるということです。

どんな仕事をしていても、それは同じこと。

難しい仕事ですよね・・

飲食業でも、学習塾の先生でも、ネット配信でも。

わたしは本当に未熟な頃から接客業をしてきました。

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すでに対人恐怖症だった若き頃

うちの家庭はほんとうにめちゃくちゃで、父親は仕事を放棄し

うちで荒れ続けていました。まるで地獄絵図でした。

物心がついた頃から家族で笑ったという記憶は

ほとんどありませんでしたし、

家族内でいじめすら発生するほどのお恥ずかしい事態だったんです。

わたしは2人姉妹の妹ですが、もう今となっては姉とは疎遠になっています。

これだけで察しがつく方もいると思いますが

そんな家庭だったので中学を卒業してからすぐに仕事を始め

自活して早くうちを出ようと思ったんです。

もうこんなうちにいるのは嫌だったんですね。

中学卒業時ということは15歳ですから、

できる仕事は飲食店のキッチン見習いか

ホール、喫茶店のウエイトレス、コンビニ、そんなものです。

笑顔のない家庭で育ったので接客に自信がなく

ファミリーレストラン系の皿洗いからはじめ、

どうにかこうにか仕事に慣れた頃から

掛け持ちで喫茶店のウエイトレスも始めました。

 

この時『誰かと食事ができない』ことに気づいたんです。

 

バイト先には主婦の方も、高校生も大学生も、いろんな人がいました。

店長やキッチンの偉い人は大人ですし、

対面で座ると何も話せず、何も食べられず、下を向くばかりでした。

動揺しちゃうんですよね。どうしていいかわからなくなってしまう。

そこで難関が待っています。

お客さんと話すこと。

コーヒーひとつの注文を受けるのもとんでもない

緊張がその都度待っていました。

緊張がお客さんに伝わり、何度もミスをして怒られたものです。

それでもあの家庭の中で生きていくよりも

不慣れな仕事をしながらでもうちを出たいという

気持ちひとつでやってきた気がします。

この、誰かと食事ができない現象はかなり後々まで続きます。

その当時のわたしを周りの方は決して天真爛漫な子だとは

思ってなかったこともよくわかっています。

 

それでもいっぱしの大人のつもりで続けた接客業

わたしは大人なんだ、もう誰にも甘えることはできないんだ。

そう思って生きてしましたが、やっぱりバレてしまうんですね。

「あなたは大人っぽくやっているけど、やっぱりまだ10代だし

幼さが見えるよ」

そう言われたことがあります。

19歳の頃働いていたバーの女性からの言葉です。

家庭内でぼこぼこな状態から社会出たので『どんな人も怖い』んですよね。

いきって、無理に胸を張って、壁を作っていました。

それでも働かなければまたあのひどいうちに帰ることになる。

いつも何かに追われていました。

もう慣れていくしかなかったし、順当に成長していく過程を

すっとばして飛び込んでしまった「社会」と

闘っていたようなものです。

わたしは一生懸命やってる。

こんな家庭で育ったけど、自分なりにやっている。

若さゆえの堅苦しい自負だと今は思います。

自分では一生懸命やってるつもりが、

なんだかちぐはぐなことはわかっていました。

それがまたコンプレックスになったり。

「なぜこうなっているのか」には気づけなかったんです。

 

お客さんも背負っている人生がある。

若さからよくしてくれたお客さんはいましたが、

厳しい方ももちろんたくさんいましたし

わたしの接客を好まない人も実際いました。

「硬すぎる」

表情も、言葉も、てきぱきはしていても

どこか誠意がなかったと思います。

お客さんは人間なんだってこと。

お客さんにも背負っている人生があるということ。

自分だけが苦労をし、がんばっているわけじゃない。

お客さんは楽しくなったり安らぐためだったり自分のためになると思って

懸命に働いて得たお金を払ってくれる。

そこに若い頃は気づいていませんでしたし

それまでにいろんなことを気づいたり納得したり、

自分の我の強さを認めたり。

みんなみんな、自分の人生を生きてるということ。

良し悪しなど、誰にもわからないものです。

みんな、自分が正しいと思って生きていると思います。

 

わたしも自分の人生は結果、間違ってないとは思いますが

他人様から見たら完全に違うだろ、っていう人だっていると思います。

でも、その中でひとつだけ大切にして生きていくんだと

それだけは変わらず生きてきた「あること」があります。

 

自分の心は必ず通じてしまうということ。

わたしが大切に変わらない気持ちできたあることは

「心は通じる」ことであり「人として生きる」ということであり

「優しくありたい」ということ。

酷い家庭だったからね。

ちょっとずつちょっとずつしかできなかったから

伝え方がわかるまで時間はかかったけど。

 

お客さんにはできる限り気持ちよくこの時間を過ごしてもらいたい。

何かのミスがあって反感を買ってしまったお客さんの心を理解したい。

 

そう思って仕事ができていますか?

 

もしそう思えなくなっているのなら

少し発散をしましょう。

あなたの愚痴を聞いてくれる人に

思う存分聞いてもらってください。

友達でもいい、公共のどこかでもいい。

ネットで本音を打ち明けるでも良いと思います。

愚痴は言っても良いと思うんです。

仕事にプライドを持っていれば必ず出てきます。

でも、悪口はだめですよ。

相手のプライベートを明かそうとしたり

追い込もうとしたりしてはいけません。

あと

問題について、カラオケに行ったり、クラブに行ったり、騒いだり

他のことで発散をしようとしても

実は解決できていなかったりします。

問題の発散は、問題と向き合って初めてできるものです。

 

わたしは接客を続けてきて、もうすでに何十年も経っています。

とんでもない年数です。

これだけ長い年数、すべて接客業に携わってきた中で

言えることは「心は通じてしまう」ということです。

お客さんである方は人間であるということを

受け入れた時、すべてに力んでいた仕事の仕方が変わりました。

それでもやっぱり接客は難しいと思いますし、

何十年もやってきたのに向いてないと思う瞬間は

数多くあります。

でも、隠すことはできません。

死ぬまで未熟ですし、そもそも人と接するのは難しいことです。

経験を積み年を追うごとにその難しさに気づきます。

 

時に厳しい言葉を頂くこともありますが

わたしにはない経験を積んだ方からの貴重な思いとして受け取ります。

もちろんこれだけ接客業をしていても「やんなっちゃうな・・」

と思うこともあります。

それでも人と接することをやめなかったのは、ある時

みんなが苦手とする、へんくつで厳しいお客さんに

ちょっとしたことから心が通じて

お客さんが心を開いてくれたことからだったかと思います。

こんなわたしでも、

こんな小さな小窓からしか心を見せることができないけど

通じた!と思った瞬間からかな。

そこで先に言った、

あ、お客さんだって人間なんだよ!って気づいた・・

当たり前のことなんですけどね。

 

それでもプンツカしているお客さんには、、

誠意を示して、精一杯やって、

がんばった!でもだめだ!心無い言葉が続くぞ・・

という時の心の保ち方は

やっぱり背景はこの人も人間なんだというところなんですけど

自分の落ち度ではないところで怒っておられることもあると思います。

ちょっと気持ちを切り離して、

思う存分怒って頂いてください。

発火と同じですから、あまり長く続きません。

 

そこで例外があります。

もしそれがお酒の席であった場合は

手に負えなくなる場合があります。

誰かに助けを求めましょう。

ふたりだけにならないことです。

ヒートアップしたらとんでもないことになります。

 

謝ることは負けではない。

よくオーナーでも社員さんでも、相手が怒っているときに

絶対絶対謝らない方がいます。

謝ったら負けではないですよ。むしろ勝ちです。

申し訳ありません・・の一言があるだけで

どれだけトラブルが最小になるか。

どれだけ相手の心が収まるか。

本当ですよ。

 

謝罪は実際の問題についてかもしれない。

もしかしたら関係ないかも、

相手が本当に怒りたかった相手の代わりになって

謝ったのかもしれない。

でも、

そういうこと、本当にたくさんあります。

正しいことが正しいまま通じないのが現実だったりする。

それができる人は本当に減ってしまった気がしますが

実際目の当たりにすると場は収まりますし、

この人プロだなあ・・ってひしひしと。尊敬します。

 

とにかく声は出しましょう。

最後に。

お恥ずかしい話ですが最近まで

『声を出す』ということができなかったんです。

ぼそぼそ話してしまう時がけっこうあったと思う。

責任ある立場になってからだと思います。

これがかなりの効果大だって、もっと早く気づいておけばよかった。

みんなにも周知してもらえるように声を出そう。

そして、三枚目の役割を率先してやりましょう。

これね、いい策ですよ。明るい。

いつの間にかわからないことがあった場合

「あ!ごめんなさい!もうしわけありません!」って

言ってしまうようにもなりました。

「不勉強で申し訳ありません、教えて頂けますか?」って。

今まで振り返って思うのは、仕事場内でも教えて頂きましたが

実際お客さんから学ぶことがほんとうに多いですし、教えて頂きましょう。

 

理解しあえないのは、相手だけの問題ではなく

自分の未熟さも多くあるという気持ちを忘れなければ

少しだけ気持ちが軽くなるかもしれません。

実ほど頭を垂れる稲穂かな

ですね。

なんだか収集がつかない文章になってしまいましたが(;’∀’)

またこのことについて書かせて頂くかもしれません。。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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