老いた保護犬を引き取るということ。家族として幸せに暮らしていくために自分から変えていくということ。

こんにちは、オバサーです。

 

このことをブログに書く日が来る時が来ました。

うちには保健所から保護した老犬がいます。

 

名前はハル。

2015年の4月に高知県の保健所から東京都の我が家にやってきました。

 

2015年我が家に来た当初のハル。

 

この子を知るきっかけになったのは Facebook のシェアからです。

今年2018年の春で家にやってきてから3年が経つことになります。

 

春にやってきたのでハル・・・。

単純ですが。

 

今回このブログを書かなければと思うようになったのは

これまで老犬とはいえ元気に動き回っていたハルの右足が

どうやら弱ってきたようで、歩くのが不便になってきました。

いよいよ覚悟していた介護が始まるようです。

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犬の性格はそれぞれ

 

ハルは我が家にやって来た時からとてもおとなしい子で

あまり吠えたことがありません。

救急車のサイレンと合わせて遠吠えしたのが1回

猫に餌を取られそうになってワンと吠えたのが1回

お風呂が嫌で吠えたことが何回か。

それくらいです。

今右足が不自由になってきていますがそれでも痛みに吠えたり

乱暴になって吠えたりということもありません。

 

当然一度も威嚇されたこともなければ

何かを撒き散らしたりということをしたこともありません。

 

うちの母もびっくりするくらいのおとなしさです。

 

テレビ番組や YouTube なので色んなわんこを見ますが

ここまでも性格が分かりやすく違うとは思っていませんでした。

 

保護犬ハルを引き取ったきっかけ

 

Facebook でこの子の存在を知ったのは

もっと前からフォローをしていたボランティア団体の方や

個人でボランティアをされている方の シェアからでした。

家には既に4匹の猫がいて⁽この子達もすべて引き取った子達です⁾

犬を飼ったことがなかったこともあり

そもそも家で飼うことは思ってもいませんでした。

どなたか犬を飼い慣れた人が引き取ってくれたら・・・

 

私にできるのはそれだけだなと思っていたので

ひたすら毎日シェアするだけでした。

 

しかし何度も回ってくる4頭の犬たちがいました。

 

真っ白の子、白黒の子、茶色の子が2匹。

 

動画に収められていたのは保健所の鉄格子から

甘えようとする真っ白の子と茶色の子だけでした。

白黒の子も動画には映っていたのですが

端っこで、コンクリートの地べたにお腹をぴったりとつけて

ずっと背中を向けているだけでした。

 

『3月〇日にこの子たちは殺処分になります。』

その期限が迫っていました。

 

早くこの子たちに飼い主を見つけなければいけない。

 

かなりの数の方がシェアをしていたので

そう思っていたの私だけではないと思います。

それにきっと見つかると思っていました。

 

けれど珍しくこの4頭に関しては

誰からの連絡もなかったようでした。

 

そして

『いよいよ今日が殺処分の日です』

というメッセージが回ってきたんです。

 

おそらくは今日挙手がなければ

殺処分が決定するという 意味だったのかもしれませんし

本当に殺処分の日だったのかもしれません。

 

とにかくそんなメッセージが回ってくると

気持ちは焦るばかりでした。

 

加えて

茶色の2頭の子のうちの1頭が

今日の朝、息を引き取っているのが見つかった

とのことだったのです。

 

あの可愛い子が死んじゃったの???

 

これはもういてもたってもいられません。

 

今思えば

そのメッセージの中にあるボランティアの方の携帯電話に

 

一度電話をしよう、

どんな状況になっているのか確かめよう、

 

そう思って携帯電話を手にした時には

既に私の中でこの子と暮らしていこうという決意が

あったのだと思います。

 

けれど私は一度も犬を飼ったことがないのです。

この子の大きさの見当もつかないし

どんな風に暮らしていったらいいかもわからない。

 

もうこれは聞くしかないと。

 

仕事の最中ではあったのですが

電話して聞いてみることにしました。

すると、

『引き取れますよ、大丈夫です!』

ボランティアさんの声がちょっとほっとしていたように思います。

 

里親の条件は厳しいと聞いていたのですが

よほど切羽詰まった状態なのだということがよくわかりました。

 

話をよく聞いて飼えそうではあったのですが

一緒に暮らしている母にも相談していないし

もう1回きちんと考えてからまた電話しますとだけ伝えて

一度 電話を切りました。

 

仕事中にもかかわらずまるで手につかない状態で

1時間か2時間かだった頃に気が付くと

またボランティアさんに電話をしていました。

 

あの・・引き取りたいんですけど・・

でも一度も犬を飼ったことがないんです。

 

そう正直に伝えると

色々と教えてくれました。

 

この子は元々4頭いっぺんに飼われていて

飼い主の方が高齢になったため施設に入ることになってしまったこと

親戚の方が処分してくれと連れてきたこと。

 

どんな住まいで生きてきたのか

どんな性格なのかは詳しくは分からないということ。

白内障が進んでいるということ。

推定10歳ぐらいだということ。

この子は15キロにもなる中型犬なので

ケージだけではなく一部屋分をこの子のための部屋だと思ってほしいと。

 

わかりました、そこまではクリア。

 

『3頭のうちどの子を引き取ったらいいんでしょうか?』

そう聞いてはみたのですが、

ボランティアさんも判断がつきかねるという様子。

 

ただ、

『白黒の子は今回のショックでぶるぶると震えて

もうこっちも見てくれないんですよね。

この子は何頭も犬がいるお宅で

飼い慣れた方が飼った方がいいと思うんですよね』

とおっしゃる。

 

白の子は男の子、茶色の子は女の子なので

この2頭のどちらかを選ばれた方がいいと思いますとのこと。

 

私はその場で変な汗をかきながら考えましたが

おしっこの仕方で女の子を引き取ることに決めました。

 

男の子の方がいい、女の子の方がいい、なんて判断は

全くわからないので

もう、直感でした。

 

ボランティアさんも喜んでいるようで

殺処分の現実を話してくださりながら

本当に良かったと。

 

今仕事中なのでということで具体的な日にちはまた後で電話します

とだけ伝えると

 

引き取り先が決まればあとは都合のいい日で構いませんからね

 

そう最後に教えてくれました。

 

後で電話して分かったことなのですが

私がこの電話を切った後に次々と電話がかかってきて

最終的には白い子も、白黒の子も

引き取り手が見つかったそうです。

 

この殺処分が決まる日に

1頭の茶色の子が息を引き取ったことをきっかけに

奇跡が起こったのでした。

 

ボランティアさんで繋がっている保護犬の現実

 

母を説得したり、ケージを買ったり、部屋を片付けたり

トイレのシートを買ったり・・

準備をしている間にハルが家がやってきました。

引き取りの当日どんなルートで来たかと言うと

四国にある保健所で保護されている犬たちを

一人で回っているという女性が

福岡空港までハルを連れて行き空輸で運ばれました。

 

ここから東京のボランティアさんが動き

車で我が家まで連れてきてくれたのです。

 

わざわざ我が家まで来てくれたということは

ボランティアさんとしても新しい飼い主がどんな人間なのか

どんな家に住んでいるのかをチェックしに来ているのだと思います。

 

ハルのために部屋を片付けているところだったので

あまり綺麗じゃなかったのですが

部屋まで入っていただいて

どうすれば一番快適なのかを教えていただいたりしました。

 

足代をお渡しして、お礼を言い帰っていただいた後

私の奮闘は始まるのです。

 

私はもともと動物が大好きなので

3年経とうとしている中でも嫌だと思ったことは一度もありませんし

大変だと思ったことも一度もありません。

 

ただ、だんだん弱っていく様子を見て

いつかこの子もどんどん老いてゆき

先に逝ってしまうんだなと思うと

かなり辛くなります。

 

けれどその現実から逃げることはできません。

 

介護が必要になってきた今

ハルがこの世を去るまで綴らせてください。

 

この話は次回に続きます。

 

最後に

このようなルートで保護犬を引き取ることは

おそらくは珍しいことだと思います。

私が見る限り里親として犬や猫を引き取るためには

様々な条件をクリアしなくてはならないのが現実だと思います。

 

もしもこのブログをお読みになっている方が

里親を希望される場合、ボランティアさんとよく話をして

いろんなことを聞いてください。

 

ボランティアさんとの間に生まれる信頼関係を

まず大切にするべきなのではないかと思うんです。

 

大切な家族を引き取るということ。

最後まで看取る勇気があるかということ。

 

犬にも猫にもちゃんと心があり性格があり

実は状況がわかっていて、分かった上での行動を起こしてるのだと思います。

 

命と暮らしていくということを肝に銘じなくてはいけません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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